「第一土地建物ってどんな会社?」
「再建築不可物件にも対応してくれるの?」
通常の不動産会社では取り扱いが難しいとされる再建築不可物件ですが、専門的に取り扱う業者を選べば、スムーズな売却が可能です。中でも注目されているのが、今回紹介する第一土地建物です。
同社は再建築不可物件や訳あり不動産の買取に豊富な実績を持ち、個別事情への対応に定評があります。
本記事では、第一土地建物の会社概要から口コミ・評判、実際の売却事例を通じて、同社に依頼するメリットについて詳しく解説します。特殊な不動産の売却事情で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
また、以下の記事では世田谷区でおすすめの不動産売却会社を紹介していますので、こちらもあわせて参考にしてみるといいでしょう。
第一土地建物はどんな会社?

項目 | 詳細 |
会社名 | 第一土地建物株式会社 |
設立年月日 | – |
所在地 | 東京都世田谷区用賀3-6-17 |
公式サイト | https://dai-ichi.net/ |
第一土地建物株式会社は、不動産売買・買取を主軸にする専門業者です。東京23区を中心に40年以上の実績を誇り、累計1000件以上の取引経験があります。特に再建築不可物件や訳あり物件といった扱いが難しい案件にもいち早く対応しており、他社で断られた物件の相談にも力を入れています。
専門の調査・査定体制を整え、再建築可否や融資条件を含む現地調査を無料で実施し、「再建築可能」「不可」それぞれのケースで最適な売却プランを提案しているのが特徴です。
また、自社での買取・仲介・販売からリノベーション、管理業務に至る一貫体制を採用しています。司法書士や税理士など専門家を顧問として抱えることで、複雑な権利調整や書類手続きにも対応できる体制が整っています。
さらに、全国の再建築不可物件専門特設サイトを運営し、最短3日で現金化可能な即時買取実績もあるなど、「急いで売りたい」「買い手が見つからない」といった状況にある売却希望者にも選ばれているのです。
第一土地建物の口コミ・評判

以下では、第一土地建物に関する口コミや評判を紹介します。利用者からどう評価されているか、チェックしてみてください。
住んでいた住居が手狭になったので、少しでも住み替えの足しになればと査定依頼をお願いしました。 元々、再建築不可の物件だと分かっていましたので、査定金額にそこまで期待していなかったのですが、予想以上の金額で買取りしていただいたので、新居のローン返済がかなり楽になりました。本当にありがとうございました。
引用元:第一土地建物
こちらは再建築不可物件の売却事例です。想定以上の価格で買い取ってもらえたようで、新居のローン返済の負担を軽減できたそうです。
再建築不可の土地建物を相続しましたが、誰も住んでおらず、しばらく放置しておりました。しかし、空き家に関する税金が上がるかもしれないと内容を新聞で読み、インターネットで検索していたら第一土地建物さんのHPを見つけました。査定から買取りまで素早くしていた だき、こちらのワガママにも柔軟に対応していただいたので、大変感謝しています。
引用元:第一土地建物
こちらも再建築不可物件の売却事例です。第一土地建物では、再建築不可物件の取り扱いが豊富にあるため、査定や買取までをスムーズに済ませられます。
間口が2m未満の再建築不可物件を所有していましたが、こちらの不動産会社に相談して、 再建築が出来るようにしていただきました。当初は売却も考えていましたが、再建築が可能になったことで、2世帯住宅を建築して、現在は3世代で仲良く暮らしており、その節は本当にありがとうございました。
引用元:第一土地建物
こちらは再建築不可物件を第一土地建物に相談して、再建築可能にした事例です。「再建築不可物件を可能にしたい」という要望にも、第一土地建物は対応可能です。他にも下記のような口コミがありました。
6月に貴社を知り 10月には売却終了出き、
超スピードでした。色々問題ある物件で、他社では難しく売却まで長くかかりそうでしたが 積極的に動いて頂き 年内に終わり大変助かりました。
本当にありがとうございました。お世話になりました。引用元:Google
他社に売却依頼をお願いしておりましたが、再建築不可物件の取り扱いが難しいと言われ、正直困っておりました。専門の会社にお願い出来て良かったです。
引用元:第一土地建物
急な転勤に伴い、査定と買取りをお願いしました。引越しの時期が決まっていましたので、担当の方には迅速に対応していただき、感謝しております。
引用元:第一土地建物
売却するか、賃貸に出すか迷っていましたが、担当の方が親身になって話しを聞いてくださり、最終的に買取りをお願いしました。今となっては売却して良かったと思っています。
引用元:第一土地建物
隣地との境界がお互い越境しており、色々複雑な問題がありましたが、信用出来る担当の方が一生懸命に解決して下さり、本当に感謝してます。
引用元:第一土地建物
第一土地建物の3つの特徴

第一土地建物では、再建築不可や既存不適格物件を数多く扱う中で培ったノウハウを活かし、販売活動を展開しています。第一土地建物の特徴は、以下の3つです。
それぞれの特徴について解説していきます。
特徴1:再建築不可物件や既存不適格物件に対応

第一土地建物は、再建築不可や既存不適格といった訳あり物件を専門的に取り扱っています。同社では年間数十~百件近くの実績があり、築古・増築済み・境界不明など通常の不動産会社では敬遠される案件にも対応可能です。
また、現況有姿・契約不適合責任免責の買取方針を採用しており、以下のようなネガティブ要素を抱えたままでも、査定・買取を進められる柔軟さが特徴です。
- 雨漏り
- シロアリ
- 傾き
こうした特徴は、他の不動産会社にはない強みと言えます。
特徴2:即日査定・高価買取が可能

第一土地建物では、素早く売りたいという要望にも迅速に対応し、最短即日での査定と概算価格の提示が可能です。銀行融資に頼らず自社資金での買取を行うため、査定から現金化まで最短3日という速さを実現しています。
また、自社で買取から販売までを行える体制が整っているため、中間コストを削減しながら高価買取を可能としている点が魅力です。手数料も最小限に抑えられることで、売却によって再建築不可物件でもまとまった資金を得られるでしょう。
特徴3:司法書士や業者との連携して対応

第一土地建物は、以下のような専門家と連携した対応が可能です。
- 司法書士
- 土地家屋調査士
- 残置物撤去業者
再建築不可物件は、売主はもちろん、不動産会社でも取り扱うケースが少ない物件です。そのため、法律・専門業者との連携が不可欠になります。第一土地建物はもともと再建築不可物件を多く取り扱っていますが、専門家との連携も強化しているのが特徴です。
これにより、相続登記の未了や未登記建物、境界線不明といった複雑案件にも、ワンストップで対応が可能です。売主に専門知識がなくても、法的な手続きをクリアできるでしょう。
第一土地建物の買取実績

以下では、第一土地建物の買取実績を4件紹介します。いずれも不動産会社が敬遠しがちな物件ですが、第一土地建物はこれらの物件を買い取った実績があります。
それぞれの買取実績について解説していきます。
【再建築不可物件】板橋区徳丸

2016年6月頃に、板橋区徳丸の再建築不可物件を買取しました。第一土地建物では、「再建築不可の定義に当てはまる土地でも、まずはご相談を」と謳われており、現地調査・査定を経て買取に至っています。
他にも板橋区では、都営三田線「西高島平」駅近くの再建築不可物件を2024年に買い取っています。築年数が古くとも現況有姿・瑕疵責任免責の条件で迅速査定・買取を実現しました。
さらに、板橋区滝野川や北区滝野川といった再建築不可物件の買い取りを継続しており、城北エリアで多数の買取事例があります。
【再建築不可物件】目黒区目黒本町

2016年9月、目黒区目黒本町にある再建築不可物件(一戸建て)を第一土地建物が買取しました。当該物件は残置物が非常に多く、白蟻被害や建物の傾きがあり、さらに増築登記も未了という複数の問題を抱えていました。
第一土地建物では瑕疵担保責任を免責とする買取方針を採用し、残置物や構造問題、登記未整備の状態でも受け入れました。買取プロセスはスムーズで、問い合わせから引渡しまでの流れもスムーズだったそうです。
【狭小】中野区沼袋

第一土地建物は2016年9月、中野区沼袋に位置する昭和52年築の再建築不可物件を買取しました。敷地面積は有効10坪前後と狭小地に該当し、建築基準法に基づく接道義務を満たしていなかったため、建て替えや住宅ローンの融資が難しいケースでした。
売却の背景には、所有者様の住み替え希望がありましたが、狭小でセットバックが必要な物件特性により通常の不動産会社では対応困難だったようです。第一土地建物は専門知識に基づいて現地調査を実施し、再建築不可であることを正確に把握した上で迅速に査定を行いました。
査定から契約、引渡しまでの流れもシンプルで、スムーズに進行されたようです。狭小・再建築不可という難易度の高い物件でありながら、スピーディに買取手続きを完了させました。
【築古】北区赤羽台

北区赤羽台での買取事例では、「築古でセットバックが進んでおらず、車両の進入が困難」という典型的な再建築不可要件が重なるケースでした。第一土地建物は、現地調査なし・測量なしの状態でも買取可能と判断し、売却者のご事情に寄り添う形で受け入れています。
買取から引き渡しまでスピード感ある対応を行い、通常の不動産会社が敬遠しがちな物件条件でも迅速な現金化を実現しました。
再建築不可物件とは?

再建築不可物件とは、建物を解体した後に、同じ場所へ再度建物を建築することが法律上できない土地付きの不動産を指します。建築基準法の制限があり、条件を満たしていない土地が該当します。
このような物件は住宅ローンの利用が難しく、売却先が限られることから、一般の不動産市場では敬遠されがちです。
しかし、再建築不可物件にも価値があります。例えば、建物のリフォームや賃貸活用を目的とした投資や、建て替えを必要としない利用方法を検討している方にとっては、一定の需要があるといえるでしょう。
そのため、専門知識を持つ業者に依頼すれば、再建築不可であっても十分に売却は可能です。とはいえ、一般的な不動産と比べると、売却成功率は低いと言えるでしょう。
再建築不可となる条件

再建築不可物件とされる条件としては、「接道義務を満たしていない土地」である点が挙げられます。建築基準法では、原則として幅4メートル以上の道路に2メートル以上接している土地でなければ、新たな建物を建築できません。これを「接道義務」と呼びます。
戦前や高度経済成長期に整備された住宅地などでは、この基準を満たさない土地がいまだに多数存在しています。建築当時には合法だった建物でも、現在の法規に照らすと再建築が認められないケースも少なくありません。
また、私道や通路にしか面していない場合も、同様に再建築不可と判定されることがあります。売却を検討する際には、該当物件の法的制限を専門家に確認してもらうことが大切です。
再建築不可物件を売却する際の注意点

再建築不可物件を売却するには、一般の不動産よりも慎重な対応が求められます。
まず、住宅ローンが使えないため、買い手が現金での購入を前提とするケースが多く、売却に時間がかかる傾向があります。また、接道条件の説明が不十分なまま売却すると、トラブルの原因になりかねません。
そのため、再建築不可である理由や活用方法などを買主に伝えることが必要です。契約前には役所での調査や法務チェックを済ませ、書面での説明責任を果たすことがトラブル回避につながります。
さらに、再建築不可物件の買取に精通した業者を選ぶことも重要です。買取から引き渡しまでの手続きに慣れた会社であれば、法的・実務的なリスクも最小限に抑えられます。
不動産売却をする際のポイント

不動産を売却する際には、高く売ることだけを目指すのではなく、目的や状況に合った売却方法や業者選びが重要です。特に再建築不可物件や権利関係に複雑さを含むケースでは、専門的な知識と対応力が求められます。
以下では、売却を成功させるために押さえておくべきポイントを3つ紹介します。
それぞれのポイントについて解説していきます。
売却目的に応じた方法を選ぶ

不動産の売却には、以下のように売主の要望があり、それぞれの目的によって最適な方法が異なります。
- できるだけ高く売りたい
- 早く現金化したい
- 相続整理のために処分したい
例えば、時間に余裕がある場合は仲介による販売活動でより高い価格を目指せます。一方、早急に資金が必要な場合は、買取専門業者に直接売却することで、スムーズに現金化が可能です。
また、再建築不可物件のように一般的な仲介では買い手が見つかりにくい物件は、専門の買取業者に相談するべきでしょう。このように、不動産売却の目的を明確にし、それに合った売却方法を選択することで、後悔のない取引を実現できます。
信頼できる不動産会社に依頼する

不動産売却が成功するかどうかは、依頼する会社の実力や誠実さに左右されます。特に訳あり物件や再建築不可物件のように、専門性が求められるケースでは、経験と実績のある会社に依頼することが不可欠です。
信頼できる会社かどうかを見極めるには、過去の取引事例や口コミ評価、担当者の説明の明確さなどをチェックすることが必要です。第一土地建物のように、難しい物件に特化した会社であれば、適切な査定と対応が期待できるため、安心して任せられるでしょう。
安易に業者を選ばず、実績と信頼性を重視して依頼先を決めることが大切です。
複数社で比較検討する

不動産売却を成功させるためには、複数の不動産会社に査定を依頼し、条件や対応を比較することをおすすめします。査定額に加え、以下のような要素も総合的に判断する必要があります。
- 担当者の対応の丁寧さ
- 売却方法の提案内容
- 契約条件
特に再建築不可や築古物件では、業者によって査定額や対応可否に大きな差が出るため、比較検討は必須です。一社の意見だけで判断してしまうと、本来得られるはずだった条件を見落とす可能性もあるため注意が必要です。
複数社とやり取りを行う中で、専門性の高さや提案力が際立つ業者に出会えることもあります。比較検討は時間と手間がかかりますが、納得のいく売却を実現するためには欠かせないステップといえるでしょう。
世田谷区でおすすめの売却に強い不動産会社2選
世田谷区で不動産売却を検討している方にとって、信頼できる不動産会社の選定は重要なポイントです。スムーズな売却を実現するためには、地域に密着したサポートや、売主のニーズに応じた柔軟な対応が求められます。
ここでは、世田谷区で売却に強い2社をご紹介します。
アドバンスライフ有限会社

項目 | 詳細 |
会社名 | アドバンスライフ有限会社 |
設立年月日 | 1990年4月6日 |
所在地 | 東京都世田谷区三軒茶屋1-39-7ショッピングプラザベルアージュ102 |
公式サイト | https://advance-l.net |
世田谷区・目黒区・渋谷区で不動産売却を検討している方には、アドバンスライフ有限会社がおすすめです。地域密着型の不動産会社として売却実績が豊富で、地元の相場や土地の特性を熟知しています。
不動産の種類や立地条件に応じた的確な査定を行い、資産価値を最大限に引き出す売却戦略を提案してくれるのが、アドバンスライフ有限会社の強みです。
仲介売却と不動産買取の両方に対応しており、多様なニーズに応じた柔軟な対応が可能です。また、再建築不可物件や狭小地などの特殊物件にも対応している点が、他社との違いといえるでしょう。
アドバンスライフ有限会社について詳しく知りたい方は、こちらも併せてご確認ください。
また、以下の記事ではアドバンスライフの特徴や口コミ、取引事例を紹介していますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
東急リバブル株式会社 三軒茶屋センター

項目 | 詳細 |
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会社名 | 東急リバブル株式会社 三軒茶屋センター |
設立年月日 | 1978年10月3日 |
所在地 | 東京都世田谷区三軒茶屋1丁目38-7 フォーラムN&N 2階 |
公式サイト | https://www.livable.co.jp/branch/sancha/ |
東急リバブル株式会社 三軒茶屋センターは、大手不動産会社のネットワークを活かした売却力が強みです。独自の販売網を活用し、多くの購入希望者へ効率的に情報を提供することで、スピーディーな売却を実現しています。
また、売却保証制度を利用することで、一定期間内に買主が見つからない場合でも、東急リバブルが物件を買取るため、売却の確実性を求める方に適したサービスを提供しています。
大手ならではの安心感と、幅広い販売ルートを活用した売却活動を希望する方には、東急リバブル株式会社 三軒茶屋センターがおすすめです。
また、以下の記事では東急リバブル株式会社の特徴や口コミ、取引事例を紹介していますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
まとめ

再建築不可物件や既存不適格物件を所有していて、売却に不安を感じている方には、第一土地建物がおすすめです。豊富な買取実績や、即日査定・スピード対応によって、他社では断られたケースでも対応が期待できます。
これから不動産売却を検討する方は、まずは売却物件がどのような制限を受けているかを把握し、売却の目的や希望条件を明確にしましょう。その上で、第一土地建物のような専門業者へ査定を依頼し、複数社と比較検討することで、納得のいく取引へとつながります。
不安や疑問を抱えたまま進めるのではなく、専門家の力を借りながら一歩ずつ進めていくことで、不動産売却を成功させやすくなります。