築70年のマンションを保有している方は、売却できるのか気になるでしょう。築70年のマンションは売却が難しいですが、売却戦略を立てれば売却できる可能性があります。
実際に築70年のマンションを売却できた事例もあります。しかし、不動産会社任せで売却活動をしても売却できない可能性が高いです。
そこでこの記事では、築70年のマンションの売却事例や売却するポイントについて解説します。築70年のマンションを売却できるようにするためにも、この記事をチェックしてみてください。
また、以下の記事では世田谷区でおすすめの不動産売却会社を紹介していますので、こちらもあわせて参考にしてみるといいでしょう。
築70年のマンションは売却できる？
築70年のマンションは売却戦略を立てれば、売却できる可能性があります。実際に、築70年のマンションが取引されている事例もあります。
築70年のマンションの売却事例
国土交通省の「不動産価格（取引価格・成約価格）情報の検索・ダウンロード」によると、築70年のマンションは以下の売却事例があります。
| エリア | 間取り | 建築年 | 売却額 |
|---|---|---|---|
| 渋谷区 | 2LDK | 戦前 | 6,200万円 |
| 台東区 | 2LDK | 戦前 | 6,700万円 |
| 品川区 | 1K | 1950年 | 900万円 |
| 小金井市 | 3LDK | 戦前 | 5,800万円 |
上記の通り、築70年でもマンションは高く売却できる可能性があるのが特徴です。特に立地がいい渋谷区や台東区は高額で取引されています。
ただし、売却事例は少なく、立地条件や内装・外装の状態が悪すぎたりすると、売却できない可能性が高いでしょう。
築70年のマンションは簡単に売却できるわけではない
築70年のマンションは以下の問題があったり発生したりする可能性があるため、簡単に売却できるわけではありません。
- 耐震基準が現在の基準に適合していない
- 設備の老朽化
- 管理体制も不安
耐震性が低いと大規模な地震が発生した場合、古い建物は倒壊するリスクが高く、購入をちゅうちょする人が多いです。また、設備が老朽化しているケースが多く、水道管の破裂や電気系統のトラブルなど、思わぬ出費が重なる可能性も考えられます。
さらに、築年数が古いマンションでは、管理組合が機能していないケースや、修繕積立金が不足しているケースも少なくありません。マンション自体の状態が悪くなっていく可能性が高いです。
マンションの寿命はどのくらい？
築70年のマンションが売却しにくいのは、マンションの寿命も関係しています。マンションの知識を深めるためにも、マンションの耐用年数と寿命を把握しておきましょう。
マンションの耐用年数
マンションの耐用年数は、鉄筋コンクリート造であれば47年と定められています。ただし、耐用年数は税法上、固定資産の価値がゼロになるまでの期間を指します。
耐用年数が、実際にマンションに住めなくなる年数とイコールではありません。耐用年数を超えていても、適切なメンテナンスを実施していれば、住み続けられます。
マンションの平均寿命
国土交通省の資料によると、鉄筋コンクリート造のマンションの平均寿命は約68年といわれています。しかし、あくまでも平均値であり、実際にマンションが住めなくなるのは、建物の構造やメンテナンス状況、さらには住む人の使い方によっても大きく変わってきます。
適切なメンテナンスをおこなえば、100年以上住み続けることも可能です。今後の修繕計画や管理組合の運営状況が、マンションの平均寿命を伸ばすといえるでしょう。
築70年のマンションを売却する際のポイント
築70年のマンションを売却する際のポイントは以下の3つです。
それぞれのポイントを把握して、築70年のマンションを売却できる可能性を高めましょう。
築古物件の売却実績がある不動産会社に依頼する
築70年のマンションを売却するなら、築古物件の売却実績がある不動産会社に依頼しましょう。築70年という歴史あるマンションを売却する場合、一般的な新築マンションとは異なる専門的な知識と経験が必要です。
特に、築年数が古い物件は、構造的な問題や設備の老朽化など、一般の購入者が気づきにくい点があるため、適切な価格設定や買主への説明が重要です。適切な対応をしてくれることで、買主とのトラブルを防げます。
また、築古物件の市場動向や、購入者のニーズを熟知しており、物件の価値を最大限に引き出すためのノウハウを持っています。たとえば、築古物件は、リフォームの必要性や、将来的な修繕費などが気になるという購入者が多い傾向にあります。
売却実績が豊富な不動産会社は買主に対して丁寧に説明し、不安を解消してくれるでしょう。築古物件ならではの魅力をアピールすることで、スムーズな売却へとつなげてくれます。
マンションに合った価格で売却する
築70年のマンションの売却は、適切な価格設定をおこなうことで、スムーズな売却に繋げることが可能です。築70年のマンションは設備や内装の欠陥があるケースが多いため、価格を抑える必要があります。
ただし、立地条件がいい場合や周辺で再開発が決定しているなどの場合は、高値で売却できる可能性があります。物件の市場価値を正確に把握するためには、複数の不動産会社に査定を依頼し、相場を比較することが重要です。
不動産会社を選ぶ際は、築年数が古い物件の取り扱いに慣れている不動産会社を選ぶようにしましょう。不動産のプロの意見を聞きながら価格を決めることで、売却できる可能性を高められます。
買取業者に依頼する
築70年のマンションの売却は、一般的に時間がかかり、手間もかかるケースが多いです。スピーディーな売却を実現したい場合は、不動産会社に直接買い取ってもらうことも検討しましょう。
買取業者は自社で物件を購入するため、契約から決済までの期間が短く、スピーディーに売却を進められます。また、買取業者に依頼すれば物件の査定から契約、引渡しなどをしなくてすみます。
売主は売却に関わる手続きをせずに、売却を進められるのがポイントです。さらに、買取は買取価格がある程度決まっているため、すぐに売却価格を提示してもらえます。
一般的に不動産会社に仲介を依頼した場合、売却価格は市場価格を参考にしながら交渉によって決定されます。売却価格が確定するまで時間がかかるケースが多いです。
一方、買取業者は、物件を査定した上で、買取価格を提示してくれます。売却価格がすぐに確定し、安心して売却を進められます。
世田谷区周辺で築70年のマンションを売却するならアドバンスライフ有限会社がおすすめ
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 会社名 | アドバンスライフ有限会社 |
| 設立年月日 | 1990年4月6日 |
| 所在地 | 東京都世田谷区三軒茶屋1-39-7 ショッピングプラザベルアージュ102 |
| 公式サイト | https://advance-l.net |
世田谷区周辺で築70年のマンションを売却するならアドバンスライフ有限会社がおすすめです。アドバンスライフ有限会社は、長年の実績と豊富な経験を持つ不動産会社です。
築年数が古いマンションの売却にも強く、迅速な売却をサポートしてくれます。最新の不動産市場データを基に、物件の適正な価格を算出してくれるため、安心して売却活動を任せられるでしょう。
また、経験豊富なスタッフが、物件の魅力を最大限に引き出すための戦略的なマーケティング活動をおこなってくれます。売却に関する不安や疑問点にも丁寧に対応してくれることから、不動産売却が初めての人でも安心して売却ができるでしょう。
世田谷区周辺で築年数の古いマンションを売却したい方は、アドバンスライフ有限会社に相談してみてください。
また、以下の記事ではアドバンスライフの特徴や口コミ、取引事例を紹介していますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
まとめ
築70年のマンションは売却しづらいです。しかし、売却戦略を立てて売却活動をすることで、売却を実現できる可能性があります。
実際に築70年以上の不動産が取引されている事例もあるため、売却戦略次第でしょう。ただし、築70年でも立地条件がいいと高値で売却できる可能性があります。
適切な価格で売却するには、築年数の古い不動産に強い不動産会社に依頼することが重要です。この記事を参考にして、希望の価格・タイミングで築70年のマンションの売却を実現しましょう。
